ジョジョラビット 考察 ヨーキー

ジョジョラビット 考察 ヨーキー

スポンサーリンク今作品は第二次世界大戦中のドイツを舞台に、ナチスとユダヤという本来なら重いはずの関係性や戦時下の人々を、クリスティン・ルーネンズの小説「Caging Skies(原題)」をもくじアカデミー賞では第二次世界大戦中・・・ドイツ人少年のジョジョは空想上の友達であるアドルフ・ヒトラーと相談しながら、青少年集団ヒトラーユーゲントの立派な兵士になろうと奮闘していた。しかしジョジョは訓練中にウサギを殺せなかった事で、弱虫のレッテルを張られジョジョ・ラビットとバカにされてしまう。そんなある日、ジョジョは家に隠し部屋がある事に気付く・・・そこにはなんと母親がこっそりと匿っていたユダヤ人少女のエルサがいた。ユダヤ人を匿っていると知られたら死刑になってしまう状況下でジョジョがとった行動とは・・・?原作 – クリスティン・ルーネンズ「Caging Skies」ヨハネス・”ジョジョ”・ベッツラー – ローマン・グリフィン・デイヴィスロージー・ベッツラー – クレンツェンドルフ大尉 – サム・ロックウェルアドルフ・ヒトラー – タイカ・ワイティティジョジョの親友ヨーキー!めっちゃくちゃ可愛かったです。演じたのはアーチー・イェーツ君!なんとディズニーがリブートを予定しているホーム・アローンの主役に大抜擢されるようですので、要チェックしておくべきです!さすがコメディアン畑出身だけあって、今作品は主人公のざっくり言えば今作品はこのナチスに染まりきった超純粋なジョジョ君が、ユダヤ人の女の子それは「嘘に振り回されず、真実を見極めろ」というメッセージ・・・。舞台は第二次世界大戦だよね・・・。SNSに流れてきたニュースを手放しに信じて今作品を危うく手放しに称賛するところだったよ。ただ、ダメ出しの前に語りたい登場人物がいる。今作品には中でも特筆したいのは例えば、母親はナチス思想に染まってないとばれたら大ごとだと理解していたから、ひた隠しにしていたよね。でもヨーキーだけはナチス思想にも染まっていないし、ただ皆との楽しい時間を過ごしているだけなんだ。ユダヤ人やロシア人のにわかに信じがたい噂もフラットに受け止めていて、なんていうか彼だけこいつだけは死なないでくれよ!と。僕はどうかどうか・・・ジョジョの近くにいつまでもいてあげてくれ!と願ってしまった。変な言い方になるけど、作中での立ち位置から僕にはヨーキーがまず1つ目のダメ出しは改めてコメディ映画とは難しいものだと感じた。今作品は冒頭から時代背景ガン無視でワイティティ監督は最後まですべてを経験せよ美も恐怖も生き続けよ絶望が最後ではないのだからR・M・リルケ改めてコメディというジャンルの難しさを感じた作品だったけど、逆にこんな難しい題材に挑戦したこうした子供の目線から描いた物語というのは、大人が忖度して見て見ぬフリをしてしまう同じように作品に合ったでは、良き映画の時間をお過ごしください。スポンサーリンクこの記事が気に入ったらフォローしようCATEGORY :TAGS :映画「のぼうの城」あらすじ、感想【田楽踊りで戦った成田長親】映画「クワイエット・プレイス」あらすじ、感想【結末は続編に?音=即死ホラー】映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」あらすじ、感想【ディカプリオ怪演!】映画「シックス・センス」あらすじ、感想【怖いから・・と敬遠してない?衝撃のラスト!】映画「虎狼の血」あらすじ、感想【極上のバイオレンス!続編は?】ファンが選ぶタランティーノ映画おすすめランキング【最新作含む全10作】次の記事 人気記事 2020.03.05 2020.07.12 his 【80点】ジョジョ・ラビット【解説 考察 :意外とパンチがなくて真面目な映画】 人生を豊かにする映画レビューブログ タイカ・ワイティティ監督がとんでもないアプローチから戦争を描いた物語。これが傑作! 大傑作! 早くも2020年ベストムービー決定!!舞台は第二次世界大戦中のドイツ。ヒトラーが空想上の友達である10歳の子どもが主役。オープニングを飾るのはビートルズの名曲"抱きしめたい"ドイツ語バージョン。ナチスドイツに関する映画は数多くあれど、『ジョジョ・ラビット』(2019)がかなりギリギリのユーモアとカラフルな日常、そして洗脳・戦争の恐怖が入り乱れるアカデミー賞前哨戦であるトロント映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞した本作の魅力とは?!愛すべき反戦映画『ジョジョ・ラビット』(2019)のあらすじや考察、感想をネタバレを含めて書いていきます。目次原題:(C) 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation &TSG Entertainment Finance LLC第二次大戦下のドイツ。父親はおらず、たくさんの愛を与えてくれる母親も毎日忙しくしており、ジョジョには空想上の友達のヒトラーだけ。立派な兵士になろうと奮闘するのだが、ヒトラーユーゲントでの訓練中にウサギを殺すことができなかったことから「ジョジョ・ラビット」(臆病なジョジョ)と不名誉なあだ名を付けられてしまう。悲しい時や、自信がなくなった時に叱咤激励してくれるヒトラー。ヒトラーに励まされたジョジョはやる気がみなぎり、張り切って手りゅう弾の訓練を行うが失敗し、足と顔に怪我を負ってしまう。怪我のせいで訓練に参加できなくなり、自宅で過ごす時間が増えていたある日、誰もいない家で、亡くなった姉インゲの部屋のあたりで物音が聞こえてきた......。武装し、そこにいたのは姉インゲの幽霊......ではなく、ジョジョの母親ロージーに匿われていたユダヤ人の少女エルサだった。勇気を振り絞ってナイフを持って脅すが「別のプランでユダヤ人をやっつけようと、エルサからユダヤ人の生態を詳しく聞き、それを本にすることに。にっくき敵であるはずのエルサと接するうちに、ジョジョの(C) 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation &TSG Entertainment Finance LLC唇を震わせ映画館の店員に「ジョジョラビットのパンレット1冊」と泣き顔で言った人は日本でたくさんいたと思います。そして困った笑顔で対応してくれた店員さんの数も同じだけいます。店員さん困らせてすみません、そして笑顔をありがとう!ビートルズの名曲"抱きしめたい"のドイツ語バージョンから元気いっぱいに始まる本作は、とても第二次世界大戦中の物語とは思えません。10歳の子どもでありながら心は立派な兵士である(つもりの)ジョジョが織りなす物語は、重い内容を何のでもジョジョの生き生きとした姿から、当時のドイツ人はヒトラーによる国民への洗脳が横行する中でも、やはりジョジョの母親ロージーもその内の一人。ゲシュタポにばれると絞首刑にされてしまう時代に、危険な行動を取ってでもそんなロージーの愛に包まれ、そして敵だと思っていた成長とともに、ずっと頼っていたジョジョが自分の頭で考え、前に進むようになったその時に映画のキャッチコピー"愛は最強"を初めて見たときは「これこそが監督のタ伝えたい事は他の戦争映画と同じだけど、アプローチが斬新です。子ども目線、カラフルな映像、ちりばめられたユーモア。これらを使ってたくさんの人に見てもらおうとしたんですね。ジョジョを正しい考えへ導こうとする母親ロージーは自分の考えを押し付けません。自ら考え、行動できる人間に成長するように、遠くから少し手助けしているだけなんです。靴ひもも母親に結んでもらい、玄関のドアも開けてもらっていた少年はやがて成長し、エルサの靴紐を結び、彼女のために扉を開けるようになる。その時のジョジョの表情が最初に見た時と全然違うことに驚かされ、そしてとても誇らしい気持になりました。ジョジョとエルサ(C)2019 Twentieth Century Fox&TSG Entertainmentこれを聞いて連想するのは「アンネの日記」の"アンネ"です。タイカ・ワイティティ監督は「そう思うと、最後にジョジョの母親ロージー役でアカデミー助演女優賞にノミネートされました。ロージーが出演しているシーンは温かく愛に満ちています。ジョジョだけではなくエルサにも愛と安心を与えており、スカーレット・ヨハンソンは母親の愛が表情一つ一つに表されていて、私たち観客もその愛情で包まれたような気持になります。賞を獲って欲しかったので残念ですが、この作品で彼女の演技の広がりに限界はないんじゃないかと思わされたので、これからどんな作品を選んでどんな役を演じるのか、とっても楽しみです!次回作は2020年5月1日公開予定の『ブラック・ウィドウ』ですよ!お見逃しなく!ジョジョとヒトラー(C) 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation &TSG Entertainment Finance LLC10歳の少年。空想上の友達はヒトラー。憧れのヒトラーの為、しかし、ウサギを殺すことが出来なかった事から「ジョジョ・ラビット」という不名誉なあだ名をつけられてしまう。今まで見たことがなかった本物のユダヤ人のエルサと出会ったことで、ユダヤ人は恐ろしい化け物ではなく、自分たちと同じ人間だと気づき始め、母親であるロージーから「(C) 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation &TSG Entertainment Finance LLCジョジョの母親であるロージーに匿われているユダヤ人の少女。戦争で婚約者をなくし、不毛な戦いが終わることを願っている。ジョジョに存在がバレてナイフを突きつけられても奪い返して逆に脅し、ゲシュタポのディエルツがジョジョの家に家宅捜索に来たときには、亡くなったジョジョの姉のインゲになりすますという、優しさと強さをもってジョジョに向きあう。ユダヤ系詩人のリルケが好き。(C) 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation &TSG Entertainment Finance LLCジョジョの母親。ジョジョに一身に愛を注ぐ。とても明るく前向きで聡明で勇敢な人物で、戦争を描いた夫は出征後行方不明になり、娘は亡くなった。そして息子であるジョジョはナチに傾倒している。ロージー自身は戦争反対派で、ジョジョにはいつか正しい事に気づいてもらいたいと願っているが、父親がいないジョジョに寂しい思いをさせないよう、たくさんの愛でジョジョを包む。自転車で出かけたり、踊ったり、反戦活動をしていることがバレて絞首刑にされてしまう。(C) 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation &TSG Entertainment Finance LLCジョジョの空想上の友達。ジョジョに立派なナチになってもらおうと鼓舞する。ジョジョがウサギを殺すことが出来なかった時も「時にはベッドを温めてくれたりもする。前半はコミカルな演出だが、ジョジョの気持ちが変化するにしたがって、(C) 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation &TSG Entertainment Finance LLC通称キャプテンK。戦争で片目を失ったことで前線から外され、青少年集団ヒトラーユーゲントで少年兵に戦い方を教える。ジョジョが手りゅう弾の練習中に乱入し、ケガをしたことで事務職に降格した。常に一緒にいるフィンケルとは特別な関係であり、キャプテンKは平等な人間で、ジョジョの母親ロージーが善良な人であった事を伝えたり、エルサがインゲに成りすました事にも目をつぶり、ラストでナチが皆殺しになる時にはヒトラーユーゲントで国のために戦うことを誇りに思っており、最後は自分自身も兵士として戦う。キャプテンKの右腕的存在。キャプテンKにゲシュタポ。反ナチス、反ヒトラーに対して容赦ない処罰を課す。彼が画面に登場するだけで、劇場の空気が張り詰める。「ハイルヒトラー」の敬礼が延々と続く様は滑稽だが、同時に圧倒的な恐怖も与える。ジョジョの親友。純粋な心を持つキャラクター。ジョジョから「ユダヤ人の彼女が出来た」という、(C)2019 Twentieth Century Fox&TSG Entertainment一方母親と子どもの関係は原作通りのようで、暗くなりがちな戦争の物語にオリジナルの味付けをして、(C)2019 Twentieth Century Fox&TSG Entertainmentジョジョが母と歩いた広場で、絞首刑にされた人たちの姿があった。目をそらすジョジョの頭をつかんで、ロージーはちゃんとその姿を見せて「ロージーはかつて母と歩いたあの広場で、ジョジョの目の前にロージーの靴が現れる。処刑されたロージーの服に、こっそり配っていた反戦のビラがついていました。ジョジョはロージーをジョジョの成長を見ることができないロージーに、見せることができないジョジョに胸が張り裂けそうになりました。(C) 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation &TSG Entertainment Finance LLCロージーが処刑されてしまった後、ジョジョとエルサの二人暮らしが始まります。街から人がいなくなり、市民まで兵士となり戦うドイツ軍はやがて制圧されて、これで晴れてエルサは自由の身だ!「でも自由になったらきっとエルサは離れて行ってしまう」そう考えたジョジョは、しかしエルサが描いた「部屋で息をひそめて暮らしていたエルサはおそるおそる外に出ます。外で見た光景はジョジョの言葉とは違って、ジョジョとエルサはどちらともなく踊りだします。エルサに恋しているジョジョは、戦争が終わってもなおエルサと居たいが為に嘘をついて家に閉じ込めようとします。「わかるわかる、一緒に居たいもんね!!」と思ってしまう私は、大人になり切れてない精神年齢低すぎ疑惑がありますが、ジョジョは違います。自分の事だけを考えるのではなく、エルサの事を考えられるんですこの少年は!そこにはもう過酷で残酷な世の中で、この若者たちはお互いを尊重して生きていく力があると確信できる(C) 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation &TSG Entertainment Finance LLCアメリカの映画批評サイト「ロッテントマト」でのオーディエンススコアは94%(2020年3月9日現在)と高評価の『ジョジョ・ラビット』(2019)の日本での評価をまとめてみました!キャラクターに対する愛着や、戦争映画への変化球的なアプローチに対する称賛が多かったです。また、レビューの数もかなり多いです。戦争を扱った話なのに、予告からコメディ色強そうな雰囲気が出ていたので、たくさんの人が映画館に足を運んだのではないでしょうか?きっとタイカ・ワイティティ監督の作戦通りですね!中にはという評価もありました。攻めたアプローチを苦手とした方もいるようです。(C) 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation &TSG Entertainment Finance LLCテーマは一貫して悲惨な戦争が起きているけれど、愛が至る所にありました。そして同時に映画が始まった時、軍服を着たあどけない少年だったのに、最後のシーンでは凛々しい、頼もしい顔になっていて、まるで別人でした。ラストにユダヤ系詩人リルケの詩が出てきます。大きく成長したジョジョの姿と重なって涙が止まらなくなるのです。エンドロール後に本編はありませんが、ラストシーンから続く「デヴィッド・ボウイ」の"ヒーローズ"ドイツ語版が流れます。鑑賞後の余韻まで完璧に考えられた選曲です。© 2020 MINORITY HERO All rights reserved.

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