藤井聡太 神の一手 part1

藤井聡太 神の一手 part1

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【 本記事のターゲット 】藤井聡太プロの活躍によって空前の将棋ブームが訪れている中...mog自身リアルタイムでは見ていなかったのですが、2018年6月5日に行われた「石田直裕五段 vs 藤井聡太七段」で藤井プロが放った一手が「凄すぎる」とあちこちで騒がれています。流石に色んな所でニュースになっていたので、先ほどmog自身も初手からこの対局を一通り見たのですが...何だかコンピューター将棋(AI)をも超えて、ヒカルの碁(漫画)でいう「神の一手」を見たような気持ちになってしまいました...しかし棋譜だけ見ていても中々難解で、mogレベル(アマ二段)でも読み解く&凄さが分かるにはしっかり読まないと分からない...とはいえ、他に有力な解説をしているブログ等も無かったので、アマ二段レベルで間違っているかもしれませんが、本対局のポイントとなる箇所を解説を交えて棋譜付きでご紹介してみたいと思います。プロの解説ではありませんので...もし解説に間違いがあってもクレームは受け付けませんよ(苦笑)。目次藤井七段の対局で、竜王戦決勝トーナメントを決めた対局だったので、多少のニュースに出るくらいであればいつも通りかなと思ったのですが...将棋のプロ棋士の中でも藤井聡太七段が指した手に対して、賞賛と驚きのコメントが相次いでいる状況になっています。下記プロ棋士たちのブログになりますが...遠山六段は「将棋では『見るからにすごい手』というのはなかなかありません。これはまさにそういう類の手」。片上六段は「もはや同じルールの将棋とは思えません」との事。ニュースでは「AIを超える衝撃の一手が飛び出した。」とか、観戦していたプロ棋士(久保王将や星野四段)からも「強すぎる」という言葉が思わず発せられたくらい...という事で、この対局、一体どんな所が凄かったのかをmogレベルで解説してみます。画面下が先手の石田五段、画面上が後手の藤井七段になります。戦型としてはおなじみの角換わりとなり、そのまま定跡通りにとりあえずは進んで行きます。が、途中石田五段が仕掛けます。まずは▲4五銀と上がって藤井七段の銀にぶつけ、藤井七段が△6三銀と引いた所を狙って一気に右端から突破しようと桂馬・銀・角で仕掛けます。mogレベルで見ていると、これ結構綺麗に決まったんじゃないか?と思うくらいの手筋で、ここだけ見れば明らかに石田五段が有利なんじゃないかなと感じました。そして右端を突破し、さらに▲6三歩打とします。これは...有段者であれば簡単に見抜けますよね。右上の銀が取れそうですし、7二の地点...両取りが掛けれそうですよね。これプロなら基本歩は取らずに金を避けるかな...と思ったのですが、藤井七段が指した手はまさかの「△6三同金」。え??どうぞ両取りをかけて下さいと言わんばかりの手...その後▲2二と、△4八歩成、▲7二銀打...案の定飛車と金の両取りが掛かります。これは...右側にもと金がいるし、左は飛車金両取り... どう見ても先手優勢のように見えるのですが...この後藤井七段は△8六飛と飛車を走って歩を取ります。このままだと▲6三銀成と絶体絶命な状態になるのは目に見えているのですが...ここでもう一度盤面上をよく見ると、あれ??何だかおかしい...仮に▲6三銀成とすると...何と、石田五段の玉が詰んでしまうんですよ...これまた驚愕。藤井七段の計算通りなのか...金を取りたいけど、一手かける時間が無い状態を作り出していたんです。ちなみに参考ですが、仮に▲6三銀成とすると...△8八角打、▲同金、△6八金打...▲同玉、△8八飛成、▲7八金打、△5八金打、▲6七玉、△6六歩打、▲同玉、△5四桂打、▲6七玉、△6六銀打までの詰みです。下記参考図。ちょっと長い手筋ですが...両取りになったのにも関わらず、飛車が逃げて金は取れないという状況が既に盤面上には生まれているんです。これ、有段者でもなかなか気付かないと思いますよ。恥ずかしながらmogは最初詰んでいることすら気が付かなかったので...対局者はプロ棋士、当然読み筋には入っている模様。という事で、石田五段は金を取らずに▲8七歩打と飛車先をとめます。△7六飛車と銀を取った状態まで進んだのが下記。ちなみにこの状況でも仮に▲6三銀成としてしまうと...△7八飛成から詰んでしまいます。仮に▲同玉だった場合、△7七歩打で玉が逃げれば△7八金打からの詰み筋に入ってしまいます。▲同角、△同歩成、▲同玉、△7七歩打、▲同玉、△6五桂打...といった形で色々手順はありますが、最終的には下記のような感じになって詰んでしまいます。下記図は△7七歩打の時に▲同桂と取った場合の手順ですが、やはり同様に詰んでしまいます。なので、この局面でも石田五段側は金を取れない状況で、詰めろがずっと続いている状況なんです。という事で、ここでも金を取らずに石田五段は▲7七歩打を飛車先をとめます。まぁ普通の手、当たり前ですよね。で、飛車先の歩打ちなので、飛車が逃げるか、少なくとも5六にいる角を取ってしまうか...になると思うのですが...ここで藤井七段がノータイムで強烈な一手を放ちます。それがえ??飛車と歩の交換?角じゃなくて?それもノータイムで藤井七段が指したので、間違いではないはずですが...しかし飛車と歩の交換って普通あり得ない指し方ですよね。全く理解出来ないです...が、よくよく内容を考えてみると、実はそうでもない...というか、これが最善手だったんですよね。本局▲同金、△8五桂と進んだのですが、この局面でも仮に▲6三銀成と金を取ったとすると、下記△6八銀打で何とこちらも詰んでしまっているんですよね...▲同玉、△7七桂成、▲同桂であれば△7六桂打からの簡単な詰み。下記参考図。▲同玉、△7七桂成の時に▲同玉の場合、△8五桂打、▲8八玉、△7七銀打、▲同桂、△同桂成、▲同玉、△8五桂打、▲7六玉、△7五金打、▲6七玉、△7七金打といった感じの流れでこちらも詰み。仮に△6八銀打を取らずに▲8八玉と逃げたとしても、△7七銀成、▲同桂、△同桂成、▲同玉、△8五桂打からの詰み。という事で、やはり▲6三銀成と金を取る事は出来ない状態です。なので実戦ですが、△8五桂から下記手順で進んで行きます。▲7六金、△7八歩打、▲同玉、△7七歩打、▲8八玉、△7八銀打...一見詰めろが掛かっていなさそうですが、もちろんこの状態でも詰めろが掛かっています。△7九銀打から飛車を取ってそれぞれバラバラにして、△6八金打、▲同玉に△5八飛打といった感じで最終的には下記図のように詰みとなってしまいます。という事で、ここでも金は取れず...両取りしたのが遥か昔なのに、銀は一歩も動けず...という事で、△7八銀打には石田五段▲同角と指したのですが...なんと、この瞬間の将棋ソフトの評価値が「9999」へ...これは詰んでしまったのか...以下手順。(△7八銀打から)▲同角、△同歩成、▲同玉、△8六桂打ここで仮に▲同歩の場合、△7七歩打、▲同金、△同桂成、▲同桂、△6七銀打、▲同玉、△6六歩打、▲7八玉、△6七角打、▲8八玉、△7八金打、▲9八玉、△7六角打、▲8七桂打、△8七角成、▲同玉、△7五桂打といった流れで詰みになります。△7七歩打じゃなくて△6七角打からでも詰みそうですね。多分...△6七角打、▲同玉、△5八角打、▲7八玉、△7七歩打、▲同桂、△6七金打から詰み。▲8九へ玉が逃げれば△8八歩を打って玉を引き上げて(逃げれば△9七銀打からの詰み)桂馬と金を清算して詰みに持って行く感じです。という事で、実戦では△8六桂打に▲同金と金を寄りましたが...△7七銀打、▲同桂、△同桂成、▲同玉、△6六角打...これは▲同玉と取ると、△5五角打からの詰みとなるので▲6七玉と寄りますが...結局の所詰みの手順はほぼ一緒なので△7七金打と...この局面で石田五段の投了となりました。▲7二銀と飛車金両取りをかけてから藤井七段からの石田五段玉の詰めろがずっと最後まで続いて、最終的には両取りをかけた銀が一歩も動く事なくそのまま終局となってしまいました。ちなみに投了図以下は下記の通り。▲5六玉、△4四桂打、▲4五玉、△3五金までの詰みとなります。藤井七段はいったいいつからこの手順に気付いていたんでしょうか...アマ二段レベルの目線で見ると、石田五段が途中までかなりいい感じで攻めていたように思いましたが...銀の両取りをかけてからは藤井七段の攻撃が一切切れる事なく、それも本当にギリギリをずっと終局まで続けたような感じ。攻め方は歩と飛車を交換するといった通常考えられない手筋を連発し、そのまま指しきってしまった...将棋ソフトに近い指し方とも捉える事が出来ますが、ニュースなどでも掲載されている通り、コンピューター将棋・AIをも凌ぐ領域に達しているのかも...いやはや、とにかく素晴らしいの一言。これからさらに頑張って活躍してもらいたいですね。今回は藤井七段が指したプロ驚愕の一手「7七同飛成」が生まれた2018年6月5日の竜王戦5組決勝をアマ二段レベルで解説してみました。中には手順として遠回り...もしくは間違っている解説もあるかも知れませんが...そこはご了承を。今回の7七同飛成の何が凄かったのか、その前後の流れなども含めて本記事を見て頂く事で少しでもご理解頂ければ幸いです。

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